2020年8月9日放送の仮面ライダーゼロワン第42話「ソコに悪意がある限り」の考察&ネタバレ感想戦です。
テレビ本編を見ながら私が実況形式で感想を書いていく「感想戦」
仮面ライダーファンならではの切り口によって書かれた「考察」
どれを読んでも仮面ライダーゼロワンを楽しんでもらえるように書きました。
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Contents
仮面ライダーゼロワン第42話ネタバレ感想戦
仮面ライダーゼロワン第42話ネタバレ感想戦は以下の3部構成で書いていきます。
- 失脚の天津垓
- 聖戦の幕開け
- 止まらない悪意の連鎖
ついにアークの最終フォームである仮面ライダーアークワンが登場しましたね!
個人的には白と黒の仮面ライダーが大好物なので、テンションが高めです。
そして何と言っても、アークワンの変身者の正体が衝撃的でした。
この展開は私も予想できなかったので、完全敗北です(。-`ω-)
また、迅を復元したであろう人物もサラっと登場して、今後の物語にどう絡んでくるのかも気になる所。
なんで迅を復元できたのかなど、種明かしをしてくれることを祈るばかりです。
そんな新要素を多く含んでいた第42話の感想戦を以下からどうぞ!
失脚の天津垓
アークに体を乗っ取られた滅が持っている、アークワンプログライズキーをアークドライバーに装填!
ドライバーの右面が開放し真っ白なドライバーへと変化します。
そして仮面ライダーアークワンに変身した滅はイズに襲い掛かります。
そこを或人が助け出し、アークワンに挑みますが首を掴まれて身動きが取れなくなりました。
「滅、俺達は分かり合えるはずだ。」
或人の言葉は滅には届かず、そのままオーラ攻撃によって気絶。
イズが或人に駆け寄った時、ここがゼアのシミュレーションだと気が付きます。
ですがこの考えをいつの間にか後ろにいたアズがアークの物であると否定。
「アーク様は甦るのよ。」
不敵な笑みを浮かべるアズは、アークが滅びることはない神様になったと言います。
「神様って心に宿るものでしょ?大いなる悪意が生まれた時、アーク様は再び蘇る。」
アズの言葉を最後に充電中だったイズが目覚めました。
するとイズに滅からの通信が入ります。
どうやらこの通信はヒューマギアだけに発信しているようです。
滅は人類との全面戦争のために、ヒューマギア達をハッキングして同士を集めます。
この通信を聞いたイズは、先ほど見たシミュレーション通りにならぬよう、単独で滅を止めに行きました。
その頃、飛電インテリジェンスの社長を辞任した垓は、再びZAIAの社長として仕事をしていました。
すると2人のSPを従えた男が社長室にやってきます。
与多垣と呼ばれたこの男は、どうやらZAIA本社の人間のようです。
ていうか演じてるの丸山智己さんじゃん(;゚Д゚)
普通に有名な俳優さんがここで登場とは驚きですね。
「いつまで社長気取りでいるつもりだ?」
与多垣はアークを生み出し、コントロールできなかった件で、垓を社長から解任。
自身がZAIA日本支社の社長へと就くことになりました。
そして垓はサウザー課の課長に着任。
サウザー課てwww
このサウザー課の仕事は「サウザーとして何でもやる」。
用は雑用係ですね(´・ω・)
垓が社長室を出て行ったタイミングで、与多垣は迅に通信を入れます。
どうやら迅を復元したのは与多垣のようです!
まさか新キャラが迅と繋がっていたとは予想が付きませんでした(>_<)
そして与多垣は迅に滅を破壊するよう命令を下します。
聖戦の幕開け
滅の通信により多くのヒューマギアが集まり、マギア化。
兵隊を従えた滅は人類滅亡のための聖戦を開始します。
「待って滅。お願いだから、もう争うのは止めましょう。」
イズが滅の行く手に立ちます。
或人から善意をラーニングしたイズと、アークから悪意をラーニングした滅。
対極にあるヒューマギア同士による対話の最中に諌と唯阿がやって来てショットライザーを構えます。
これで対話どころではなくなり、諌、唯阿、滅は変身し戦闘が始まってしまいました。
その頃、滅の破壊命令を受けて迷っている迅の元に、アークワンキーを持ったアズがやってきます。
アーク復活のために滅を利用しようとしてると考えた迅は、滅の元へと急ぎます。
ランペイジバルカン達が激しく戦闘している中、イズは必死に戦いを止めようとしていました。
ですが、誰も聞く耳を持ちません。
マギアの攻撃線上にいたイズを、シエスタから滅の通信の件で報告を受け、駆けつけた或人が救出。
「無茶はするな」とイズに声をかけ、ゼロツーへと変身!
ゼロツーも戦いを止めるために、暴走するマギアをプログライズホッパーブレードで、元に戻していきます。
イズも再び滅の前に立ち、戦いを止めるよう説得。
「あなたも或人社長からラーニングすれば分かるはずです、大切にすべき心とは何か。」
「心など必要ない」といって滅はイズを払いのけます。
「私は信じています。ヒューマギアだって心から笑うことができる。滅、あなただって、、、」
泣きそうな顔で滅に後ろからしがみ付くイズ。
滅は変身を解除して「黙れ!」と振り払います。
「本当に人類を滅ぼしたいって思っているんですか?」
「それが俺の意志だ。」
歩いて行く滅に「あなたは矛盾しています」とイズが言いました。
この言葉に滅の足が止まります。
「心なんて必要ないと言いながら、心から人類滅亡を望んでいる。」
泣き出しそうな顔をした滅が「黙れ!」とアタッシュアローをイズに向けました。
「私は信じます。あなたの心を。」
まっすぐ見つめてくるイズから目を逸らす滅。
「心など、、、俺には存在しない。」
構えた状態で変身した滅がイズに矢を放ちました!
迅も駆けつけましたが、間に合わず攻撃はイズに直撃。
爆発音を聞いたゼロツーも変身を解除し現場に向かいます。
そこには塗装が剥げ、体から火花を出して倒れるイズがいました。
「しっかりしろイズ!」
泣き出しそうな顔でイズを抱きかかえる或人。
「或人社長、信じています。いつかヒューマギアが心から笑えることを。」
ノイズ交じりの声で話すイズに或人は涙をこらえることができません。
「ああ、だから一緒に叶えよう。」
「滅も、いつか笑えますよね?」
或人は何回も頷きます。
するとイズの体が発熱し、赤くなっていきます。
「ダメだイズ!」
「さよなら、、、」
自身の爆発に巻き込まないために、イズは或人を突き飛ばします。
或人は全力でイズの元に走ります。
フラフラと立ち上がり、或人に微笑むイズは爆発四散。
目の前で大切な人を失った或人は、膝から崩れ落ち、泣き叫びました。
止まらない悪意の連鎖
イズの死によって戦闘はいったん幕を閉じます。
「滅、どうして?」
迅はその場を去る滅に問います。
「俺にかまうな。」と迅を振り払い、その場を後にします。
滅自身も自身のやったことに後悔があるのか、泣きそうな顔をしていました。
イズの死を受け入れられない或人は、焼け焦げたイズのスカーフをずっと見つめていました。
慰めの声をかけようとする唯阿を諌が止め、何も言わず立ち去ります。
「イズ、、、」
或人はイズのスカーフを握りしめ、憎悪に満ちた声で「滅、、、」と漏らします。
そこへ不敵な笑みを浮かべたアズがやってきました。
これは波乱の予感ですね(; ・`д・´)
イズの死をもってしても滅の人類滅亡の戦いは止めることができず、街ではマギアが暴走していました。
バルカンとバルキリーがマギアと戦いますが、数が多すぎてさばききることができません。
さらにそこへ滅も加わり、事態は悪化。
そこへ滅を止めるために迅バーニングファルコンが駆けつけます。
「やめろ!戦うな!このままじゃ滅がアークになる。」
迅はバルカン達に叫びます。
そんな混乱の中に、空から黒い何かが飛んできました。
それが地面に着地した爆風で、その場にいた全員が吹っ飛ばされます。
舞い上がった煙の中に立っていた仮面ライダーアークワン。
滅がアークワンに変身するんじゃないの!?(;゚Д゚)
その場にいた全員が、アークの復活に驚きを隠せません。
アークワンはゆっくりと滅へ歩を進めます。
歩いた場所からは、禍々しい悪意のオーラが沸き上がっています。
滅を守るためにマギア達がアークワンに突撃。
ですが、アークワンは全てワンパンで撃破していきます。
危険を感じた滅はアタッシュアローを構えますが、すぐに防がれアークワンの攻撃を受けます。
アークワンの圧倒的な強さの前に、滅は膝をつきました。
滅のピンチを救おうと迅が走り出しますが、アークワンの放ったオーラで吹っ飛ばされてしまいます。
バルカンの銃撃をノールックで掴み、そのままベルトの天面ボタンに手を移しました。
「悪意」「恐怖」「憤怒」「憎悪」「絶望」とボタンを押すたびに悪意を表す単語が、ドライバーから流れます。
5回押した後、キーを押し込み必殺技「パーフェクトコンクルージョン」を発動!
悪意のオーラがアークワンに集結し、周辺を飲み込む大爆発を起こしました!
攻撃を喰らってその場にいた全員が変身解除。
アークワンはキッと滅を向き、ゆらりゆらりと歩いて行きます。
「どういうことだ。なぜアークが蘇った?」
滅はアークワンを睨みつけながら言いました。
滅の目の前に到着した瞬間、いきなり苦しみだすアークワン。
アークワンは雄叫びを上げて変身解除しながら膝をつきます。
そして、そこにはアークドライバーを装着した或人の姿が!!!
(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)!?
予想外の変身者に、その場にいた全員が息をのみます。
或人は滅を睨みつけながら、ゆっくりと立ち上がりました。
そしてそのまま姿をくらまします。
「さすがアーク様。向かうとこ敵なしね。」
アズは壁によたれかかる或人に声をかけますが、或人は視線を移すだけ。
どうやらアズはイズのフリ?をして或人の心の隙間につけ込んだ形になっているようです。
「感じる。あなたの心から湧き上がる悪意を。」
イズの死後、アズはアークワンキーを或人に見せます。
闇堕ちした或人は目を見開き、力を求めキーを受け取りました。
アークワンキーと或人の悪意が共鳴し、或人は仮面ライダーアークワンへと変身。
回想が終わり、イズを失った悲しみと滅への憎悪から或人は声を出して泣きます。
「悲しまないで、私が傍にいるから。アーク様。」
悪い女やで(;゚Д゚)
このまま主人公がラスボスルートで行くのでしょうか!?
めっちゃ続きが気になる(>_<)
仮面ライダーゼロワン第42話時点での考察
仮面ライダーゼロワン第42話時点での考察ポイントは以下の2つ。
- 仮面ライダーアークワンの性能比較
- なぜ与多垣は迅の復元を行ったのか?
これらのポイントについて考察していきます。
仮面ライダーアークワンの性能比較
或人が闇堕ちして変身した姿である仮面ライダーアークワン。
アークゼロの強化フォームという位置づけと思いきや、公式の扱い的にはゼロワンの強化フォームのようです。
これで変身者が完全に或人で固定され、主人公がラスボスという前代未聞の展開に!
そんなアークワンはゼロワンの最強フォームであるゼロツーよりも強いのか、性能を比較してみました。
パンチ力 | キック力 | ジャンプ力 | 走力(100m) | |
アークワン | 54.2t | 104.4t | 93.6m | 0.6秒 |
ゼロツー | 62.0t | 120.0t | 200.0m | 0.2秒 |
アークゼロ | 47.6t | 96.3t | 73.1m | 0.8秒 |
予想外な事に、全数値でゼロツーの圧勝。
そうなってくると、ゼロツーで滅を倒した方が早いのでは?ってなりそうですね。
でもアークワンのシステム上、悪意によってパワーアップするため、数字だけで単純に優劣をつけがたいのかもしれません。
そして注目すべきなのが、今回発動した必殺技「パーフェクトコンクルージョン」です。
どうやら「パーフェクトコンクルージョン」は10段階のレベル調整が可能で、今回発動した必殺技はレベル5。
レベル5であの破壊力ってのは恐ろしい限りです。
ちなみにレベルは以下の10段階で区分されます。
悪意・恐怖・憤怒・憎悪・絶望・闘争・殺意・殲滅・絶望・滅亡
滅亡まで行った時の「パーフェクトコンクルージョン」が発動するのか、今後の展開に注目ですね。
なぜ与多垣は迅の復元を行ったのか?
突如、垓の社長の座を奪った与多垣ウィリアムソンという男。
ZAIA本社開発部の幹部だったらしく、迅の復元を行った張本人でもあります。
与多垣の言い方的に、垓の作り出したアークを滅ぼすことが目的のようです。
自らが仮面ライダーとしてコントロールしようとした垓とは違い、迅を利用してミッションを遂行する辺りは開発部の人間って感じですね。
恐らく与多垣は垓の暴走に気が付き、自身がZAIA日本支社の社長になるために迅を復元したんじゃないなかと考えています。
だから同じZAIAなのに、垓が迅の復元について知らなかったんだと思います。
これから与多垣がどのように物語に絡んでくるのか楽しみですね。