2020年8月16日放送の仮面ライダーゼロワン第43話「ソレが心」の考察&ネタバレ感想戦です。
テレビ本編を見ながら私が実況形式で感想を書いていく「感想戦」
仮面ライダーファンならではの切り口によって書かれた「考察」
どれを読んでも仮面ライダーゼロワンを楽しんでもらえるように書きました。
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Contents
仮面ライダーゼロワン第43話ネタバレ感想戦
仮面ライダーゼロワン第43話ネタバレ感想戦は以下の3部構成で書いていきます。
- 悪意の種
- アークの最終結論
- 人から人へ、人からヒューマギアへ
悪意の種
アークドライバーを介して、アズと共にアークノ電脳世界にやって来た或人。
「大いなる悪意が生まれた時、アーク様は再び甦る。」
アズは或人の中にあるイズを奪われた悲しみと、滅に対しての復讐心を再確認させます。
これこそがアークが最終的に予測した結論。
つまりアークは悪意という概念として存在することを選んだってことですね。
「やがて、人類とヒューマギアが争い全てが滅びる。そのカギを握るのがあなたよ。」
アズは優しく或人に手を差し伸べました。
ここでオープニングだったのですが、或人のクレジット部分がゼロワンじゃなく、アークワンになってましたね(´;ω;`)
ってことは今週はゼロワンが登場しないじゃん!
一方、諌、唯阿、垓は新しくZAIA日本支社の社長となった与田垣の元に集まっていました。
これ以上の被害を出さないためにも与田垣は諌たちにアークワンとなった或人の撲滅を命令します。
ですが、諌と唯阿は或人がアークに操られている可能性を信じ、この命令を拒否。
そんな中、垓だけが浮かない表情をしていました。
垓は社長室を出ようとする諌と唯阿を引き止めます。
「私も同行させてもらう、サウザー課長として。1%気になることがあるのでね。」
諌たちはサウザー課長という聞きなれない役職に戸惑いつつも、垓とともに或人を探しに行きました。
そのころ、滅と迅はアークワンとなった或人のことを話していました。
「人間の悪意がアークを再び蘇らせた。人類こそ滅ぶべきなんだ。」
「悪意があるのは、本当に人間だけなのか?」
迅はイズを破壊した理由を人間のせいにする滅に怒ります。
「滅自身がイズを憎いと思った。その悪意が破壊する必要のないイズを!」
確信を突いてくる迅に「黙れ!」と刀を向ける滅。
滅自身も自分の行動が「ヒューマギアの安息を守る」という使命に対して正しい事なのか判断がついていないようでした。
「俺の意志に抗う物は滅ぼす。誰であろうと!」
動揺して迅に向けた刀をガタガタと振るわせる滅は、そのまま刀を薙ぎ払いました。
周りに垂れていたボロボロの細い布が一直線に切れ落ちます。
しかし最後の1枚だけ、端が切れておらず、滅の迷いを表しているようでした。
滅は切り損じた布を掴んだあと、震える右手を見つめます。
その様子を見ていた迅から逃げるように、滅はその場を後にしました。
アークの最終結論
滅を倒すために或人はアークワンに変身し、デイブレイクタウンのアジトへと向かっていました。
「やはりここに現れたかアーク。」
垓の予想が的中し、待ち伏せに成功した諌たち。
3人はあくまでも或人ではなくアークとして、アークワンに話しかけ、銃口を向けます。
ランペイジバルカン、バルキリーライトニングホーネット、サウザーというありそうでなかった3人同時変身!!!
こう見ると、ランペイジバルカンの変身動作は横並びだと幅をとりますねw
バルカン達はアークワンに攻撃を仕掛けるも、全て躱されてしまいます。
「なぜ攻撃してこない。」
このサウザーの疑問こそが1%の気になることなんでしょうね。
背を向け、先に進もうとするアークワンに3人同時に必殺技を放つも、ノールックで避けられてしまいます。
ここでサウザーが飛び出し、アークワンにサウザンジャッカーを突き立て、データの一部を奪い取ることに成功!
ですが、アークワンにサウザンドライバーを奪われ破壊されてしまいます。
続けて襲い掛かるバルカンとバルキリーに対しても、脳内チップをハッキングし変身に必要なデータを消去。
これによりアークワンは3人から変身能力を奪いました。
「なぜ我々の命を滅ぼそうとしない?」
気になっていたことに対して確信を得た様子の垓はアークワンに聞きました。
「放っておいてくれ。これは俺と滅の問題なんだ。」
変身を解除した或人が諌たちを睨みつけ、アジトへと向かいました。
戦闘後、垓はサウザンジャッカーで手に入れたデータを分析。
するとゼロワンとアークワンの戦闘パターンが999%一致していることが判明。
「つまり、飛電或人はアークに操られているわけではありません。」
この結論に諌たちは驚きを隠せません。
「誰の心にも悪意は存在する。だが問題は、悪意は感染するという事だ。人から人へ、人からヒューマギアへ。飛電或人がもし滅に復讐しようとしているのなら、取り返しのつかないことになる。」
つまり人間とヒューマギアの全面戦争ってことですね。
与田垣はこのことを迅に連絡し、早急に滅を始末するように命令します。
「僕の任務はアークを倒すことだ。」
「アークは飛電或人だけとは限らない。」
与田垣の言葉に迅は驚きを隠せません。
「アークの狙いがヒューマギアを含むあらゆる者の心に宿ることだったとしたら、、、」
与田垣の予想とおり、アズは悪意をバラまくために使うであろう、白黒のゼロツーキーを大量に生産していました。
「滅を消せ。取り返しのつかないことになる前に。」
与田垣はそう言って迅との通信を切りました。
その時、滅のヒューマギアに向けた通信が迅の脳内に流れてきます。
「全てのヒューマギアに告ぐ。お前達の信じる飛電或人がアークの力を宿した仮面ライダーとなった。飛電或人が証明したのだ、人間の悪意がアークを生み出すことを。もはや人類と共に歩む未来に、我々の安息はない。」
この呼びかけに、多くのヒューマギアが反応します。
前回同様に、シエスタは滅の通信を福添副社長たちに報告。
それと同時に諌と唯阿が社長室に現れ、イズが破壊されたことを告げます。
イズを復元することができないか、シエスタに聞きますが、ゼロワン計画に関わるヒューマギアのバックアップは無いと言われてしまいます。
イズが破壊された事と或人がアークワンになった事を知り、福添副社長と山下専務は現実を受け入れられない様子。
「もう戻ってこないってことかよ。くだらないギャグを飛ばすあいつは、、、」
諌が社長席にある或人の名札を見てつぶやきました。
その頃、或人がデイブレイクタウンのアジトに到着するも、もぬけの殻。
イズのことを思いながら、うつむく或人の元にアズがやってきます。
馴れ馴れしく話しかけるアズに、或人は嫌悪感むき出しです。
いちおう、イズとアズの区別はついているようですね(`・ω・´)
塩対応の或人でしたが、アズが滅の居場所を知っていると聞き、問いただします。
「教えたら、どうするの?」
「イズを奪ったあいつだけは許さない。」
「ふふっ。感じるよ~あなたの悪意を。」
わざと或人の悪意を煽るとか、こいつ悪い女やで(;゚Д゚)
人から人へ、人からヒューマギアへ
滅の呼びかけに答え集まったヒューマギアは全てマギア化し、聖戦を心待ちにしている様子。
そこへアズから場所を聞いた或人がやってきます。
「滅、イズを破壊して心は痛まなかったのか?少しも苦しいとは思わなかったのか!!!」
「黙れ!!!俺に心など存在しない!」
或人の言葉をぴしゃりと遮る滅。
ここ最近、滅って黙れしか言ってないな(´・ω・)
「人類の悪意を滅ぼすまで、俺は戦う。それが、仮面ライダー滅だ。」
滅への憎しみを再確認した或人と、人類滅亡への覚悟を謳った滅は向かい合って変身。
襲い来るマギアを瞬殺しながら、滅に突っ込むアークワン。
滅もアタッシュアローを引き、戦いが本格化します。
その頃、滅の通信を聞いた雷と亡が、迅の元へやってきます。
雷の衣装が雷電になってる(`・ω・´)!!!
「迅、まずい事になったぞ。滅に加勢するヒューマギアの野郎どもが増えてきてる。」
「みんな滅の方が正しいと思い始めています。」
与田垣の言葉を思い出した迅は、滅を止めるため、立ち上がります。
そんな迅の右手が先ほどの滅のようにガタガタと震えていました。
右手を握りしめ、迅は滅とアークワンの元へと向かいます。
迅が向かっている最中にも、戦いは激化。
立ちはだかるマギアを全てワンパンで倒し、滅をボコボコにするアークワン。
アタッシュアローまで破壊された滅は、後ろによろけます。
その距離を一歩ずつ近づくアークワンはドライバーのボタンを押していきます。
悪意・恐怖・憤怒・憎悪・絶望・闘争・殺意・殲滅・絶望・滅亡と最終段階まで力を解放したアークワンは、キーを押し込み必殺技を発動!
滅も0距離で必殺技を繰り出しますが、ワンパンで封殺。
「イズの仇だ!」
禍々しい悪意を纏ったアークワンが放つライダーキックを前に、滅は膝を折り身動きが取れません。
「滅!!!」
アークワンと滅の間に迅バーニングファルコンが割って入ります!
身代わりとなった迅は変身解除。
迅の顔は塗装が剥げ、体から火花が散っています。
待って!2週連続はヤバいって(´;ω;`)
名前を呼びながら、変身解除した滅がよろよろと迅のもとへ。
「迅、なぜ俺を庇った。」
「滅、、、本当は恐れてたんだろ?自分の中に芽生えた心を。」
周りを燃える羽根が舞う中、涙を流す滅が迅を抱きかかえます。
「そんな滅の心を失いたくなかったんだ。」
迅の背中にあるフェニックスの翼を模したライダモデルが、タイムリミットを告げるように少しずつ砕け散っていきます。
「たった1人のお父さんだから、、、」
迅の目からも大粒の涙がこぼれます。
この言葉を最後に、迅の体が爆発。
床に転がっていた迅の拳銃に、モジュールが落ちてきました。
この光景を見ていたアークワンは思わず後ずさり。
自身が招いてしまった取り返しのつかない状況に悔やみ、心が傷ついていました。
同じく大事な存在を人間の手によって失った滅の心は悪意で満たされていきます。
迅が命を賭けて守った滅の心が悪意で満たされていくって皮肉な話ですね(´・ω・)
「悪意の連鎖はもう止まんないね。」
アズが白黒のゼロツーキーを持って、滅の前に現れます。
白黒のゼロツーキーを介して、滅とアズはアークの電脳世界へ。
「大いなる悪意が生まれた時、アーク様は再び蘇る。」
或人に言ったセリフを滅にも言うアズ。
「今、あなたの心にあるのは迅を失った事への悲しみと、怒り。あなたにもあったのよ、心が。」
アズは白黒のゼロツーキーを滅に差し出します。
滅がキーを受け取ろうとすると、アズがその手を下げました。
「やがて、ヒューマギアと人類が争い、全てが滅びる。その鍵を握るのがあなたよ。」
悪意が導く滅亡への鍵が2本揃ったってことですね(´・ω・)
あと2話で最終回ってマジかよって感じの怒涛の展開で、興奮が治まりませんね。
しかも次回予告でバルカンの新フォームも出てきたし、滅は新しいドライバー着けてるし!
もうゼロワン面白すぎだろ!
仮面ライダーゼロワン第43話時点での考察
仮面ライダーゼロワン第43話時点での考察ポイントは以下の2つ。
- 白黒のゼロツーキーについて
- イズを復元させる方法
これらのポイントについて考察していきます。
白黒のゼロツーキーについて
アズが電脳世界で大量生産していた謎のプログライズキー。
見た目は白黒のゼロツーキーだったという事もあり、或人がアークワンとして変身した際、ゼロツーに関する情報をラーニングしたアークが、アークワンキーを改良して作ったのではないかと考えてます。
さらに大量生産されていたことから、滅亡迅雷.netのメンバーから回収したようなシンギュラリティポイントのデータも不要と考えられます。
つまりアークワンとは変身の仕組みも変わっているのかもですね。
アークワンは他の仮面ライダーと違い「シンギュライズ」という方法で、変身しています。
これは人間の悪意とシンギュラリティに達した時のエネルギーを力に変えているわけです。
それがゼロツーライズの技術によって大いなる悪意だけで使用可能になっているのかもしれません。
いずれにせよ、アークが心をもつ者全てに宿るという最悪な事態を引き起こす悪魔のアイテムってことは間違いなさそうですね。
イズを復元させる方法
或人の傷ついた心を元に戻すべく、諌と唯阿は飛電インテリジェンスにイズの復元を頼みに行きました。
ですがイズはゼロワン計画の中枢を担うヒューマギアなため、バックアップが存在せず復元は不可能でした。
これはイズの兄であるワズも同じことを言っていましたね。
では本当にイズは復元できないのか?
私の答えはNo、つまり復元は可能と考えています。
この考えのヒントになったのが、以下の動画です。
腹筋崩壊太郎を登場させて「転身」というシステムを紹介するギャグ動画として、私もあまり注意してみていませんでした。
ですが、動画の最後で諌が行った「ドリームライズ」が、イズの復元を実現できる可能性を持っていると考えました。
そもそもこのドリームライズがあったから、のちに飛電製作所で行っていた「転身」が形となっています。
この転身は素体ヒューマギアにヒューマギアプログライズキーに内蔵されたパーソナルデータをインストールして復元を行うというもの。
イズも同様にヒューマギアプログライズキーが存在します。
ですがその存在はシエスタも知っているはず。
それを踏まえて、復元が不可能と言っているという事は、イズという特殊個体は通常の転身ができないという事。
つまりヒューマギアキーではイズを復元するためのデータが足りないって事だと考えられます。
これって裏を返せば、転身できるほどのバックアップデータがあれば言い手ことになります。
実はすでにそのキーは登場しているんです。
それがゼロワンの最強フォームに使用される「ゼロツープログライズキー」です!
このゼロツーキーはシンギュラリティに達したイズのセントラルメモリーが変化した物だから、イズそのものと呼んでもいいデータが内蔵されているはず。
という事はゼロツーキーをショットライザーでドリームライズすれば、イズは復元ができるってことになります!
今までもビルドのサメバイクみたいに、テレビ本編以外の要素が伏線になっていたって前例もあるので、かなり自信がある考察です。
或人を救うために諌が奮闘してくれる展開を期待して、次回以降の放送を見ようと思います。