仮面ライダージオウ第1話から登場している最低最悪の魔王オーマジオウ。
ラスボスと思われる存在のビジュアルがすでに分かっているという珍しい展開です。
このオーマジオウは2068年の常盤ソウゴだと物語上なっています。
しかしゲイツやツクヨミが2018年のソウゴに対して抱くのは、本当にオーマジオウになるのか?という違和感です。
私自身ソウゴがこのまま最低最悪の魔王になるとは思えません。
そこで私が考えたのは、オーマジオウ=アナザージオウ説です。
仮面ライダージオウ第25話では、タイムジャッカーの切り札としてアナザージオウライドウォッチが登場し、アナザージオウのビジュアルも公開されましたが、この説を否定する材料としては薄いです。
むしろオーマジオウ=アナザージオウ説を後押ししているんじゃないかなって考えています。
今回はこの説に行きついた根拠や考察を徹底的に解説していこうと思います。
Contents
オーマジオウ=アナザージオウ説
さきほども言った通り、オーマジオウの正体は仮面ライダージオウではなくアナザージオウだと私は考えています。
理由は以下の3つ
- 逢魔の日
- アナザーライダーの特徴
- 世界のルール
ここからはこの理由について書いていきます。
逢魔の日
ゲイツ達の話によれば、逢魔の日にソウゴがオーマジオウの力を手に入れ、最低最悪の魔王になった日となっています。
そしてオーマジオウのいない白ウォズがいる時間ではゲイツリバイブによってソウゴが倒された日となっています。
この逢魔の日が歴史の大きな分岐点なのは間違いありません。
2019年2月24日現在、第25話の次回予告でアナザージオウのビジュアルが公開されました。
おそらく逢魔の日とはこのアナザージオウが誕生することで発動するイベントだと考えられます。
現段階で逢魔の日以降の分岐ルートは3つ
- アナザージオウによる最低最悪ルート
- ゲイツリバイブによる救済ルート
- ソウゴによる最高最善ルート
それぞれのルートに関して解説していきます。
アナザージオウによる最低最悪ルート
アナザージオウがジオウ、ゲイツに勝利したルート。
おそらくこれが、ゲイツ達のいたオーマジオウが支配する時間に繋がると考えられます。
テレビ本編25話にてタイムジャッカーの切り札であるアナザージオウが登場します。
デザインはオーマジオウとはまったく違いました。
このデザインに関して若干の違和感を覚えた人もいると思います。
それはアナザージオウに刻まれた「2019」の文字。
仮面ライダージオウのアナザーライダーであれば「2018」と書かれるはず。
オーマジオウのベルトにも「2018」と書かれています。
これってつまり、ソウゴが変身する仮面ライダージオウのアナザーライダーじゃないか、不完全なアナザーライダーってことじゃないかなと考えています。
逢魔の日にアナザージオウが覚醒して、仮面ライダージオウの真の力(すべての平成仮面ライダーの力を使える)に目覚める。
この覚醒とは仮面ライダージオウが歩んだ2018年の歴史を奪うこと
その時に「2019」から「2018」へと数字が変わると考えられます。
ゲイツリバイブによる救済ルート
ゲイツリバイブによってオーマジオウが倒されたルート。
このルートの先に白ウォズの時間があります。
おそらくソウゴがアナザージオウに倒され、ゲイツが仇を取ったのではないでしょうか。
このルートに進んでしまうと、仮面ライダージオウが1年という放送期間を待たずに終わってしまうので、ぜひとも回避して欲しい展開ですね。
まさか仮面ライダージオウ補完計画15.5話で一瞬登場した「仮面ライダーゲイツ」もしくは「仮面ライダーツクヨミ」に切り替わるとか?
どっちに転んでも面白そうですねw
ソウゴによる最高最善ルート
これが仮面ライダージオウの本編が進むルートだと考えられます。
すでに流出しているネタバレ情報が正しいと仮定すると、仮面ライダージオウの最強フォームはオーマジオウではありませんでした。
ちなみにネタバレ情報では「ジオウトリニティ」と「グランドジオウ」が控えています。
ジオウⅡが最強前じゃなかったとは驚きです。
最強フォームまでにオーマジオウが存在しないってことは、オーマジオウが支配する最低最悪の未来は回避されたという事になりますね。
じゃあラスボス誰だよ!って話。
私の考えは第2章のボスがオーマジオウで、本当のラスボスがソウゴの夢で謎の男が言っていた「世界の破滅」だと考えています。
この世界の破滅に関しては情報が一切出ていないので、これからの情報に期待ですね。
アナザーライダーの特徴
タイムジャッカーがアナザーライドウォッチを契約者の体内に入れることで生まれるアナザーライダー。
アナザーライダーには共通する特徴がいくつか存在します。
体の特徴
アナザーライダーの体には大きく2つ共通する特徴があります。
共通点1:体のどこかに年を表す数字がある
共通点2:体のどこかにライダーの名前がある
そしてオーマジオウにも、この特徴が全部ではないですが当てはまります。
オーマジオウのベルトには「2018」の文字があります。
つまりこれは2018年に誕生した仮面ライダーのアナザーライダーという解釈ができます。
テレビ本編での登場が少ないため、まだ隠れている部分があるのでもしかするとジオウを表す「ZI-O」の文字が体にある可能性も捨てきれません。
歴史改変
アナザーライダーが誕生すると歴史改編が起きてしまい、対象のライダーの歴史が消滅してしまいます。
オーマジオウがアナザージオウだった場合なぜジオウは消滅していないんでしょうか?
ここら辺は後々書いていこうと思います。
世界のルール
仮面ライダージオウ補完計画1.5話で語られた3つの世界のルール
- 同じライダーの力は同じ時間には共存できない
- アナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せない
- オトナの事情にツッコむヤツは馬に蹴られる
第3のルールに関しては、今回の考察には関係してこないと思われるので無視していきます。
ここからは残りの2つのルールとオーマジオウについて考察していきます。
第1のルール
同じライダーの力は同じ時間には存在ができません。
ビルドを例に出すと、仮面ライダービルドとアナザービルドが同じタイミングで存在することはできないということです。
仮面ライダージオウ第2話でもそのことについて語られていました。
じゃあなぜ仮面ライダージオウのアナザーライダーであるオーマジオウが存在するのに、ジオウは存在することができるのでしょうか?
それに第15話では仮面ライダージオウとオーマジオウが対峙していました。
完全に第1のルールを無視していることになりますね。
この矛盾を突破するのがジオウの変身アイテムであるライドウォッチとジクウドライバーです。
ライドウォッチとジクウドライバーに関しては後述していきます。
第2のルール
2068年の未来で世界を支配しているオーマジオウ。
オーマジオウの圧倒的な強さの前にゲイツ達レジスタンスも歯が立ちませんでした。
これって単純にオーマジオウが強いって理由だけでしょうか?
オーマジオウ=アナザージオウだとしたら、ここら辺も説明が付きそうです。
アナザージオウを倒すにはジオウの力が必要になってきます。
しかし2068年にはジオウの力を持つジオウライドウォッチが存在していません。
だからオーマジオウを倒すものが現れず、最低最悪の魔王として君臨しているんだと考えられます。
ライドウォッチの役割
仮面ライダーの力を宿したライドウォッチ。
仮面ライダーの状態では、アナザーライダーの歴史改変の影響をもろに受けてしまいますが、ライドウォッチに力を移動させれば影響を受けることはありません。
アナザービルドとジオウビルドアーマーが一緒の時間に存在することができるのもライドウォッチのおかげです。
仮面ライダージオウの力を宿したジオウライドウォッチのおかげで、オーマジオウが存在していてもジオウが存在することができます。
ジクウドライバーの役割
ライドウォッチに宿った仮面ライダーの力を実体化し、各種装備やアーマーとして変身者に装着させることができます。
ジクウドライバーのおかげで、歴史改変を受けていてもライダーの力を使って変身することが可能。
誰が作ったのかは判明していませんが、ここも物語に大きく関わってきそうです。
仮面ライダージオウという物語
現在放送中の仮面ライダージオウという物語。
この物語の目的はもちろん最低最悪の魔王オーマジオウを倒すことですよね。
その魔王を倒すために、オーマジオウと同じジオウの力を持つ仮面ライダージオウを生み出すこと。
これがこの物語が始まるきっかけだと考えています。
だからウォズはソウゴにジクウドライバーを渡し、魔王へと導こうとしているのではないでしょうか。
オーマジオウの正体
オーマジオウ=アナザージオウと考える理由をこれまで書いてきましたが、結局オーマジオウって誰が変身しているの?って感じですよね。
やはり現段階で考えられるのは2つ
- 2068年の常盤ソウゴ
- ソウゴのことを知る人物
それぞれの可能性について考察していきます。
2068年の常盤ソウゴ
ソウゴがオーマジオウだった場合、何かしらの理由でジオウとしての力を失い、タイムジャッカーと契約せざるを得ない状況になった。
ここら辺が妥当な考えじゃないですかね。
仲間を救うためにアナザーライダーになることを選ぶが、最終的に力に飲まれてしまって暴走。
これがオーマジオウの正体。
あり得そうですね。
ですがそうなってくると、過去の自分が未来の自分を倒してしまうことになります。
タイムパラドックスは起きないにしても、設定がややこしくなりそうですね。
ソウゴのことを知る人物
テレビ本編第15話、16話にてオーマジオウはソウゴについて理解している口ぶりでした。
ということは少なくともソウゴの事を知っている人物だという事になります。
テレビ本編第25話でアナザージオウの変身者が登場しましたが、彼とソウゴの間に何かしらの接点があれば、この可能性もありそうです。
例えアナザージオウの変身者がソウゴと接点がなくても、仮面ライダージオウの記憶(設定)は引き継げる可能性があります。
根拠としては、アナザービルドが初対面である仮面ライダークローズの万丈に対して、ベストマッチと言っていました。
つまりジオウの王様になりたいという夢(設定)はアナザージオウにも引き継がれる。
だからソウゴが夢を諦められないと分かったってことに繋がります。
ジオウが存在しないとアナザージオウが生まれないので、テレビ本編第15話、16話にてジクウドライバーを壊した時にオーマジオウが消えたことも、つじつまが合いそうです。
まとめ
最低最悪の魔王オーマジオウの正体について私の考察を書いていきました。
やっぱり少ない情報から色々と考えていくのも、仮面ライダーを楽しむうえで大切なことだと思います。
私が唱えたオーマジオウ=アナザージオウ説の他にも色んな説が飛び交っているので、それぞれ比較してあなたなりの考察をしてみるのもいいかもしれませんね。
仮面ライダージオウはこれからどんどん盛り上がっていくと思うので今後の展開から目が離せません。
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