2020年8月2日放送の仮面ライダーゼロワン第41話「ナンジ、隣人と手をとれ!」の考察&ネタバレ感想戦です。
テレビ本編を見ながら私が実況形式で感想を書いていく「感想戦」
仮面ライダーファンならではの切り口によって書かれた「考察」
どれを読んでも仮面ライダーゼロワンを楽しんでもらえるように書きました。
その他の考察&ネタバレ感想戦はコチラ↓
仮面ライダーゼロワン考察&ネタバレ感想戦まとめ
←仮面ライダーゼロワン第40話考察&ネタバレ感想戦
仮面ライダーゼロワン第40話ネタバレ感想戦&考察:仮面ライダーゼロツー登場!夢に向かって高く飛べ!
仮面ライダーゼロワン第42話考察&ネタバレ感想戦→
仮面ライダーゼロワン第42話ネタバレ感想戦&考察:アークワン登場!止まらない悪意の連鎖
Contents
仮面ライダーゼロワン第41話ネタバレ感想戦
仮面ライダーゼロワン第41話ネタバレ感想戦は以下の3部構成で書いていきます。
- 逆襲のアーク
- 或人のリスタート
- 滅亡迅雷.netの選ぶ道
或人と滅亡迅雷.netに大きな変化が起きた第41話。
最終回に向けてかなり大きな転換点となっていました。
特に、ゼロツーと滅の共闘は、今までの戦いを見てきたからこそ込み上げてくる物がありました。
それでは以下からネタバレ感想戦をどうぞ。
逆襲のアーク
アークによって破壊された飛電製作所。
その残骸から、ヒューマギアプログライズキーを回収した或人は、再び0からのスタートを決意する。
すると、街中で大きな爆発が起こる。
原因を探ると、アークが街中のインフラ系統をハッキング、暴走させているとのこと。
前回イズのシミュレーションであった展開が起こってしまいましたね(; ・`д・´)
このハッキングは滅亡迅雷.netのメンバーにも知らされておらず、雷や亡はアークに対して疑念を抱きます。
ただ滅だけは、頑なにアークの忠誠を抱き、雷たちを落ち着かせます。
そこへ迅がやって来て、滅を犠牲にしてアークを滅ぼそうとしていたことを謝罪。
「僕が甘かった。でも飛電或人なら、、、」
迅は或人と関わったヒューマギアは心を持ち、アークからのハッキングに対抗できると言いました。
さらに迅はヒューマギアが自由になり、夢を持つべきだと言います。
雷と亡は迅の言葉に揺れ動きます。
ですが滅は人類滅亡こそが使命と聞く耳をもたず、フォースライザーを装着、変身。
迅も応戦すべく変身します。
お互いの思想をぶつけ合う激しい戦いは、滅に軍配が上がります。
変身が解除され倒れる迅に滅はアタッシュアローのブレードを向けました。
「僕を滅ぼすんだ、、、それがアークの意思なのか?、、それとも!滅自身の意志なのか?」
「これは、、アークの、、、いや。」
迅の問いに滅は武器を下ろし立ち去りました。
或人のリスタート
インフラ崩壊によって、街中は未曾有の大混乱。
或人達はケガ人を病院に運ぶなど、自分たちにできる事をします。
「これでは人手がいくらあっても足りないな。」
現状に、唯阿がつぶやきます。
「もう少しの辛抱だ。応援は要請してあるから。」
どうやら或人には策があるようです。
そこへ飛電インテリジェンスに訪問していたイズが帰ってきます。
「ヒューマギア事業を再稼働してもらえませんか?」
或人はこの混乱の中でこそヒューマギアの力が必要と判断し、垓に協力を要請していました。
ですがイズの提案に対して、垓からの答えはNo。
「1000パー野郎を期待したのが間違いだったんだ。」
イズからの報告に諌も悪態をつきます。
ていうか1000パー野郎てwww
「代わりに、天津垓から提案がありました。」
どうやらイズの報告には続きがあったようです。
舞台は飛電インテリジェンスの役員会議へ。
「皆さんにお集まりいただいたのは他でもありません。この度の緊急事態を受け、私は決意しました。」
垓が取り出したのは辞表。
「本日をもって、私は飛電インテリジェンスの社長を辞任いたします。」
一見、無責任とも取れる行動に参加者全員からブーイング。
「静粛に、理由は1つ。私が愛する飛電インテリジェンスを任せる後任として、もっとも相応しい人物がいると判断したからです。」
垓はゆっくり達上がり、福添副社長の方を向き、手を出しました。
これには福添副社長もまんざらではない様子。
ですがそんな訳も無く、福添副社長の後ろにいた或人に、会場の視線が集まります。
垓からの提案とは、或人が飛電インテリジェンスの社長に戻るというもの。
「今、世界中の人たちが、かつて経験したことのない困難に直面しています。これを乗り越えるためには、人とヒューマギアが協力するしかない。もう一度、信じてもらえませんか?ヒューマギアの心を。」
或人の心からの思いに、反対する人間などいません。
「その言葉を待っていたよ、社長。」と福添副社長は或人を歓迎し、握手を求めます。
「よっ!社長!」
山下専務の拍手と共に、全会一致で或人の社長就任が決まりました。
アークのハッキングによる大災害から一夜明け、ニュース番組にて或人の緊急声明が放送されます。
この放送で或人はアークの存在、デイブレイクや今までのヒューマギア暴走事件のことなど、全てを発表しました。
「今こそ、人とヒューマギアが一致団結する時です。お互いに手を取り合って助け合えば、必ずアークの脅威を乗り越えられる。そしていつか、人とヒューマギアが笑いあえる日がやってくると確信しています。」
ここで「確信」って言葉を使うあたりが熱いですよね(`・ω・´)
或人の言葉に、滅亡迅雷.netのメンバーも動き出します。
滅亡迅雷.netの選ぶ道
飛電インテリジェンスのヒューマギア事業が再スタートしたことで、人手不足が緩和。
最強親方チームやドクターオミゴト、119之助など、多くのヒューマギアが活躍します。
ここで119之助が隊員たちに熱い支持を出していたのが、穂村隊長の影響を受けてるんだなって感動しました(`・ω・´)
事態が復旧していく様子を見ていた諌の元に、亡がやってきます。
「私達は何のために存在するのですか?」
「お前はもう分かってるはずだ。」
諌は少し微笑みながら答えました。
そして雷も弟である昴の前に現れます。
ていうか普通に宇宙開発センターに侵入してるなw
滅亡迅雷.netの各メンバーがシンギュラリティポイントのルーツへ足を運ぶ中、滅は保育士ヒューマギアが子どもと一緒に遊んでいる様子を建物の屋上から見ていました。
そしてアタッシュアローを取り出し、構えます。
ですが滅には彼らを撃つことができませんでした。
「もう思い出してるんだろ?」
後ろから迅が声をかけます。
「なぜ僕を助けたの?それが滅自身の意志だったんじゃない?」
迅の言葉に動揺する滅をアークがハッキング。
「もうヒューマギアは必要ない。すべて滅ぼす。」
アークが出した結論は滅にとって、望まぬものでした。
滅の体を乗っ取ったアークは、アタッシュアローで迅に斬りかかります。
スラッシュライザーで応戦するも、攻撃をさばききれず絶体絶命の状態に。
そこに或人が駆けつけますが、アークは倒れる迅に刃を振り下ろします。
「やめろ!それが本当にお前の望むことなのか!」
或人の言葉に反応した滅がアークの振り下ろした刃を自分の意志で食い止めます!
電脳世界で対峙するアークと滅。
「どうして?ヒューマギアを滅ぼす?」
アークは自身の意志に背いた滅の自我を、悪意のオーラで攻撃。
苦しむ滅でしたが、オーラを振り払い、アークに殴りかかりました!
体から追い出されたアークは、その場にいた迅の体を乗っ取ります。
「どうやら、最初に滅びるのはお前のようだな。滅。」
アークは滅を見下しながらアークゼロへと変身。
「ヒューマギアこそがこの星の主。滅ぶのはお前だ。アーク!」
滅の言葉にアークゼロも面喰います。
「それが滅亡迅雷.net、それが俺の意志だ!」
或人は滅に笑いかけます。
「迅を助けるぞ。アークを超えて見せろ。」
迅はフォースライザーを構えます。
或人は「ああ」とだけ言い、ゼロツードライバーを装着。
今まで敵同士だった或人と滅が並んでの同時変身!!!
これは胸アツな展開ですね(`・ω・´)
アークノ予測を超えるゼロツーの攻撃を防ぐのに手いっぱいなアークゼロを滅が攻撃。
反撃を受けた滅の危機を予測したゼロツーが滅を受け止め、アークゼロの斬撃を受け止め、2人同時攻撃をヒットさせます。
攻撃を受け吹っ飛ばされたアークゼロに、とどめを刺すべく必殺技を起動。
ゼロツーの必殺技で迅とアークを分離、その直後滅のライダーキックで後方へと吹き飛ばします。
振り返る滅とすれ違う形で放たれた、閃光を纏うゼロツーのライダーキックでフィニッシュ!
このすれ違う演出はかなりの神演出でした(`・ω・´)
爆発四散し、衛星へと戻るアーク。
「まだだ。全てのヒューマギアを初期化して、、、」
ヒューマギアをハッキングしようとしたアークの電脳世界に、エラーを告げる画面が発生します。
なんと昴と雷によって、衛星ゼアのブレイキングマンモス部分が分離。
「今だ、兄さん!」
「あばよ。アーク!!!」
さらに衛星フォームからジェットフォームに変形し、アークのいる人工知能部分を攻撃!!!
雷が宇宙野郎雷電の服装になってる(´;ω;`)
めっちゃ嬉しいんですけど。
「こんな結論はあり得ない。ぬおおおおお!!!」
爆発とともに大気圏へと落下していくアーク。
その様子を地上から見ていた或人が「終わったぁ」と伸びをします。
「お前のおかげで、俺にも夢ができた。」
「だったら、うちの会社に来るか?」
或人は嬉しそうに滅をスカウトします。
「俺の夢は人類滅亡だ。」
(;゚Д゚)
まさかの返答に或人の顔から笑顔が無くなります。
「人間に悪意がある限り、いつかまたアークは生まれるかもしれない。人類が存在する限り、我らヒューマギアに安息はない。」
滅は刀を抜き、或人と自分の間に一線を引くように振り下ろしました。
風圧で土埃が舞い、そのまま滅は迅を連れて消えてしまいました。
やっと分かり合えたと思ったのに、或人としてはショックだったかもしれませんね(´・ω・)
仮面ライダーゼロワン第41話時点での考察
仮面ライダーゼロワン第41話時点での考察ポイントは以下の2つ。
- アークの取った行動について
- 滅亡迅雷.netのメンバーの反逆について
これらのポイントについて考察していきます。
アークの取った行動について
前回、ゼロツーの登場と言う予測不能の結果を迎えてしまったアーク。
それにより第41話ではインフラ系統をハッキングして、人類の生活を脅かしていましたね。
この行動自体は或人達が死亡すること以外、イズがシミュレーションした内容とほとんど同じで、結局のところアークはゼアの予測の範囲を超えることができていません。
さらに滅亡迅雷.netの反逆もあり、自身の根城であった衛星までも撃ち落とされる始末。
今まで或人達を圧倒してきたアークにしては、あまりにもお粗末な行動に疑問を持たざるを得ません。
アークドライバーの設定には、未知の力に対応するための拡張機能が備わっているため、あえて自身が予測不能の結末を受け入れたってのが、今回の行動につながるのかなって考えてます。
第41話がアークワンへの進化に繋がる鍵となることは間違いないので、次回の展開にも注目ですね。
滅亡迅雷.netのメンバーの反逆について
「アークの意思のままに」を合言葉に、人類滅亡を目指してきた滅亡迅雷.net。
最初に迅がアークを裏切って行動していたわけですが、今回ついに残りのメンバーもアークと袂を分かつ結果になりました。
(まだ亡が裏切った描写はないですが、他のメンバーと同じと考えて問題ないと思います)
個人的に扱ったのは雷ですね。
感情の起伏が激しいヒューマギアだっただけに、アークに対しての感情も人一倍大きかったと思います。
今回の滅亡迅雷.netの反逆によって勢力図がまた大きく変わりましたね。
- 飛電インテリジェンス
ゼロツー、バルカン、バルキリー、迅、サウザー、雷、亡? - 滅亡迅雷.net
滅 - アーク
アークゼロ
戦力的には或人率いる飛電インテリジェンスが圧倒的です。
ですがアークにはアークワンという最終兵器もあるため、楽な戦いではないはず。
滅も或人と敵対はしているものの、アークという共通の敵がいるため一時的には協力関係になると思われます。
今後、人とヒューマギアの未来をかけた戦いがどのように激化するのか見ものですね。