仮面ライダージオウ

仮面ライダージオウ最終回(第49話)ネタバレ感想戦:最終章その⑥祝え!最高最善の魔王が誕生した瞬間である!

2019年8月25日放送の仮面ライダージオウ最終回(第49話)「2019:アポカリプス」の考察&ネタバレ感想戦です。

テレビ本編を見ながら私が実況形式で感想を書いていく「感想戦」

仮面ライダーファンならではの切り口によって書かれた「考察」

どれを読んでも仮面ライダージオウを楽しんでもらえるように書きました。

その他の考察&ネタバレ感想戦はコチラ
仮面ライダージオウ考察&ネタバレ感想戦まとめ

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仮面ライダージオウ第48話ネタバレ感想戦:最終章その⑤決戦!ジオウVSオーマジオウ

仮面ライダーゼロワン第1話考察&ネタバレ感想戦→
仮面ライダーゼロワン第1話ネタバレ感想戦:仮面ライダー元年がここから始まる

Contents

仮面ライダージオウ最終回(第49話)予告動画

仮面ライダージオウ最終回(第49話)「2019:アポカリプス」の次回予告動画です。
「tvasahi」にて配信期限を過ぎると動画が見れない場合があります。ご了承ください。

仮面ライダージオウ見逃し配信中

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仮面ライダージオウ最終回(第49話)あらすじ

仮面ライダージオウ最終回(第49話)「2019:アポカリプス」のあらすじ紹介です。

テレビ朝日公式サイトあらすじ↓

 ソウゴ(奥野壮)がもたらしたウォッチによって仮面ライダーツクヨミに変身したツクヨミ(大幡しえり)。しかし、ツクヨミは兄・スウォルツ(兼崎健太郎)を王にしようと、ソウゴらを裏切ってしまう。

ツクヨミの裏切りにより、士(井上正大)のスウォルツとツクヨミの世界に人々を避難させる計画は白紙に。2019年の世界には次々と過去のライダーが戦った敵が現れ、破滅への道を突き進む。

今は破滅を少しでも食い止めるしかない。戦う道を選んだソウゴの前に、順一郎(生瀬勝久)が壊れたはずのライダーウォッチを差し出した。時計職人の順一郎はソウゴを思い、密かに修理していたのだった。

引用:https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/next/

平成仮面ライダー20作品記念サイトあらすじ↓

仮面ライダーツクヨミの誕生!だがその力は思わぬ方向へと使われる。
士とソウゴの作戦は、失敗してしまうのか?

近づく世界の終わりーーその光景と裏腹に、ソウゴの心はひどく落ち着いていた。
彼の胸だけに秘めた覚悟があったから………。

いよいよ物語は最後の1ページ。

引用:https://www.kamen-rider-official.com/collections/20/49

仮面ライダージオウ最終回(第49話)ネタバレ感想戦

ツクヨミが仮面ライダーツクヨミへと変身し、ソウゴ達の作戦は全て上手くいっているように見えた瞬間、ツクヨミはソウゴ達の時間を止めてしまいます。

ツクヨミの予想外の行動に驚くソウゴ達。

そのままツクヨミはアナザーディケイドに跪き、変身解除します。

「兄さん、仮面ライダーの力を手に入れました。この力、必ず兄さんの役に立つはず。」

お前裏切ったんか!!!(;゚Д゚)

ツクヨミの裏切りに対して、変身解除し高笑いをするスウォルツ。

この時のスウォルツの笑い方はヤバかったですねw
兼崎さんさすがっすw

「お前をライダーにして、やつらは何を企んでいたんだ?」

ツクヨミとスウォルツは、あの後場所を変えてビルの屋上にいました。

「門矢士の作戦なの。彼が言うには、私たちの世界が消えようとしているのは、ライダーがいないから。」

ここら辺は前回の感想戦で書いた私の考察通りでしたね。

仮面ライダージオウ第48話ネタバレ感想戦:最終章その⑤決戦!ジオウVSオーマジオウ

仮面ライダージオウ第48話ネタバレ感想戦:最終章その⑤決戦!ジオウVSオーマジオウ2019年8月18日放送の仮面ライダージオウ第48話「2068: オーマ・タイム」の考察&ネタバレ感想戦です。 テレビ本編を見なが...

世界の崩壊の原因を知ったスウォルツも驚いた様子です。

ソウゴ達もツクヨミの裏切り後、クジゴジ堂へと帰って作戦会議中でした。

「ツクヨミがライダーになれば、彼女の世界は復活する。」

作戦どおり、ツクヨミをライダーにすることには成功しました。

士の理屈では「ソウゴの世界」いわば「ジオウの世界」と「ツクヨミの世界」が共鳴すれば、世界同士に橋が架かるようです。

その橋を利用して、人々を避難させようとしていました。

ですが、この作戦にはどうしてもツクヨミの協力が必要になってきます。

絵にかいた餅となってしまった今回の作戦。

「こうなったら少しでも食い止めるしかない。」

ソウゴは立ち上がります。

「世界の滅びは加速していくぞ。覚悟はいいな?」

士の忠告にソウゴ達は戦う覚悟を決めました。

その間、せっせと何かを修理するおじさん。

小さな歯車をいじってますけど、これは予告でもあった通り、ライドウォッチの部品でしょうか?

翌日、錚々たるボスキャラ達が街で大暴れ。

ン・ダグバ・ゼバまで登場してるじゃあないですか!!!(`・ω・´)

かと思えば、仮面ライダーエボル(フェーズ1)がブラックホールを出現させて街を破壊!

そんな混乱の中、ゲイツはタイムマジーンに乗り、大型の魔化魍やミラーモンスターと戦闘していました。

一方、ウォズギンガファイナリーとディケイドは様々な敵キャラと戦闘中。

必殺技を繰り出し、周りの敵を殲滅するも次から次へと敵が湧いてきてキリがありません。

「嬉しいね士。世界の終わりを一緒に楽しめるなんて、最高のお宝じゃないか。」

無駄口を叩きながらディエンドも加勢しに来ました。

その頃ソウゴはおじさんと静かに朝食中。

「みんな戦ってんの?」

おじさんはソウゴに聞きます。

ソウゴは「うん」とだけ言って、最後の一口を食べ終わり、飲み物も飲み干しました。

「ごちそうさま。」

ソウゴは笑顔でおじさんに手を合わせます。

立ち上がろうとした時には、戦士の目つきになっていました。

「ソウゴ君。最後の晩餐のつもりで、食べてくれたわけじゃないよね?」

険しい表情だったソウゴも、おじさんの言葉に笑顔が戻ります。

「だいいち、まだ朝ご飯だよ。」

たしかにw

またソウゴは「うん」とだけ言って立ち上がり部屋を出ました。

「ソウゴ君!」とおじさんが呼び止め、受付台から何かを取り出します。

おじさんが持ってきたのは、時空の歪みによって壊れてしまったディケイドを除くクウガからビルドまでの18のライドウォッチ!

「これ、君たちの大事な時計なんでしょ?おじさん、時計屋だから。直せない時計、無いからさ。」

笑顔で言うおじさんにソウゴの目には涙が。

ソウゴはおじさんからライドウォッチを受け取ります。

「みんなに聞いといて!晩ご飯のリクエスト!」

おじさーーーーーーーん!!!(´;ω;`)

めちゃくちゃ良いシーンでした!
マジで泣きました。

「分かった。行ってくる!」

ソウゴは帰宅を約束し、戦場へと向かいました。

街ではウォズ達が着実に敵を倒していってる最中。

ですがそこに現れたツクヨミが時を止め、邪魔をしてきました。

「無駄なあがきはよしなさい。滅びは止められない。」

アナザーディケイドも登場。

「残念だったな、ウォズ。」

そうあざ笑い、動けないウォズ達を攻撃。

ウォズ達が吹っ飛ばされた後に、アナザーディケイドが再び時間を止め、とどめを刺そうとします。

そこに突如現れた、ビルドタンクタンクフォーム、ドライブタイプフォーミュラ、ゴースト、エグゼイドマキシマムゲーマーレベル99!!!!

「なぜだ!?ライダーどもの歴史は消えたはずだ!」

ライダーズレコードの出現に驚きを隠せないアナザーディケイド。

「消えないよ。」

ビルド達はソウゴの持つグランドジオウウォッチに吸収されていきます。

「どんなに歴史が壊されても、仮面ライダーは壊れない!」

ソウゴはジオウウォッチ、グランドジオウウォッチを起動!!!

最終回という事でフル尺での変身です。

改めてこの変身は平成仮面ライダーの歴史を感じられてグッときますね(`・ω・´)

おじさんの修理してくれたライドウォッチのおかげで、グランドジオウへと変身完了!

アナザーディケイドとの最終決戦が始まります!

一進一退の攻防が続く中、最初に動いたのはグランドジオウ。

「ライダーの力を思い知れ!」

オーズタジャドルコンボ、ウィザードインフィニティースタイル、鎧武パインアームズ、wサイクロンジョーカーエクストリームとの連携攻撃により、アナザーディケイドにダメージを負わせます。

しかしアナザーディケイドも負けてはいません。

「お前の敵は俺だけではない。ライダーの敵全てだ!」

そう言ってオーロラカーテンを出しユートピアドーパント、ン・ダグバ・ゼバ、ゲムデウス、サジタリウス・ゾディアーツ、仮面ライダーエボル(フェーズ1)を召喚。

各々が召喚したライダーや敵キャラがぶつかり合い、大乱戦が始まります。

マジで夢の戦い過ぎて手に汗握る場面でした!

最初は善戦していたものの、最強フォームが2人に対してラスボス級が5人とライダー側が不利な状況もあって、軍配はアナザーディケイドに上がります。

ライダーズレコードたちが消滅し、1人となったグランドジオウにアナザーディケイドたちが一斉に攻撃。

さすがのグランドジオウも耐え切れず変身解除してしまいました。

勝利を確信し笑いが止まらないアナザーディケイドはとどめの一撃を放ちます。

ソウゴ絶体絶命のピンチ!

そこにやって来たのはゲイツリバイブ疾風!!!

アナザーディケイドの放った攻撃を身を挺して防ぎます。

しかし攻撃を受け止めきれず、ゲイツリバイブに直撃。

そのまま面割れ(;゚Д゚)
おいおいおいおい!死ぬなゲイツ!!!

変身解除し倒れるゲイツに駆け寄るソウゴ。

「ゲイツ!しっかりしろ!」

ソウゴがゲイツを抱きかかえます。

「ジオウ、、、」

ゲイツはソウゴの胸ぐらを掴み、絞り出すように思いを伝えます。

「オーマジオウになれ。時の、、、王者に、、」

「でも、、、」とソウゴは涙声です。

「お前ならなれる、、、最高最善の魔王に!」

「ゲイツ、、、死ぬな!!!」

首を横に振り、泣き出すソウゴ。

「幸せだったぞ。この時代に来て。ソウゴ、、、お前の仲間に、、、、、友になれて。」

ゲイツはそのまま友の胸の中で命を落としました。

(´;ω;`)

力なく横たわる友の名を叫ぶソウゴ。

ソウゴが敵へと目を向けた時、ソウゴの巻いていたジクウドライバーがオーマジオウのベルトへと変化しました!

これは友の思いを受け取った覚悟による変化なのか、友を失った憎しみからの変化なのか?

オーマジオウのベルトは神々しくも禍々しく見えました。

ソウゴの雄叫びと共に、足元に現れたオーマジオウのマスクを模した時計盤。

「変身!!!」

「祝福の時、最高、最善、最大、最強。オーマジオウ!」

ベルトからの音声と共にソウゴはオーマジオウへと決意の変身を遂げます。

「我が魔王、、、」

そこにやって来たウォズも、ソウゴがオーマジオウへとなったことに驚きを隠せない様子。

「ウォズ、、、祝え。」

低い声でオーマジオウがウォズに言いました。

突然の祝えにウォズも眉間にしわを寄せ「は?」と聞き返します。

「祝えと言っている。」

2度も言わせるなと言った口調はまさに王。

ウォズもいつもの調子で祝います。

「祝え!時空を越え過去と未来を知ろし食す、究極の時の王者。その名もオーマジオウ!歴史の最終章へとたどり着いた瞬間である!」

オーマジオウの誕生にアナザーディケイドは笑いが止まりません。

しれっとユートピアドーパントだけ拍手してましたw

「俺はこの時を待っていた。このために常盤ソウゴを追い詰めてきたのだ。今こそオーマジオウの力を貰うぞ!」

アナザーディケイドはオーマジオウに手をかざし、力を奪い始めます。

「素晴らしい力だ!この力さえあれば俺は妹を凌駕できる!真の王位を継承することができる!」

自身の勝利を確信したアナザーディケイドでしたが、オーマジオウの力に体が耐え切れず、ダメージを負います。

「お前ごときが、俺の力を受け止めきれると思うか?」

オーマジオウの周りに現れた無数のライドウォッチ。

その中にはクウガ~ビルドまでのライドウォッチの他に、サブライダーなどのライドウォッチも現れます!

「俺の力はすべてのライダーの力だ!」

全ライダーのライドウォッチを取り込み、究極の力を手に入れたオーマジオウ。

本当の最終決戦が始まります。

アナザーディケイドが召喚したボスキャラ達をワンパンで倒していくオーマジオウ。

「侮ったな、ライダーの歴史を。」

残るはアナザーディケイドのみ。

「だが、お前の力の一端は受け取った。俺の世界に帰り、最強の王として君臨してやる。」

オーロラカーテンを出してアナザーディケイドは逃走を図ります。

その一瞬の隙をついて、背後から仮面ライダーツクヨミが白いエネルギーの刃で一突き!

「あなたのような王はいらない!」

「貴様、、、最初から俺の隙を狙って、、」

アナザーディケイドは振り返り、ツクヨミに渾身の一撃を喰らわせました。

ゲイツに続き、ツクヨミまでもアナザーディケイドに葬られ、オーマジオウは怒りのライダーキック!!!

アナザーディケイドも攻撃を受け止めます。

しかし最強の王であるオーマジオウの攻撃を防ぎきれず、直撃。

後方へ吹っ飛ぶ最中に時間が止まりました。

そこで思念体となったスウォルツとツクヨミが向き合っています。

「この世界が、もう私の世界よ。兄さん。」

「妹よ、、、お前の意見は、、、、求めん!」

苦しみながら決め台詞と共に倒れるスウォルツ。

「ソウゴ。2つの世界を、あなたに託す。」

ツクヨミは止まった時間の中で、ソウゴに思いを託し消えていきました。

その時、ジオウとツクヨミ2つの世界が融合。

時空の歪みが消え、世界中にいた敵キャラが消滅しました。

「さすがだ、我が魔王。世界は救われた。」

全ての戦いを終えたオーマジオウへとウォズは歩み寄り、跪きました。

「改めて忠誠を誓おう。君はこの世界に君臨する。未来永劫にわたって。」

「そうはならないよ。」

さっきまでの低い声ではなく、いつもの声色です。

「何故だい?最強王者になったというのに。」

「この時空を、、、俺が破壊するから。」

この言葉には「え?」とウォズも思わず聞き返してしまいます。

ウォズ的には第1話を彷彿とさせる演技でした。

「それがお前の選択か?」

ソウゴは精神世界で最低最悪の魔王となった50年後の未来のソウゴと向き合っていました。

「王として、君臨する資格はあるのだぞ?お前が世界を救った。」

相変わらず、未来のソウゴの顔には光がさして誰だか分かりません。

「違うよ。世界を救ったのはゲイツや、ツクヨミや、ライダー達みんなの力だ。」

ソウゴは仲間と共に戦ってきたことを思い出します。

「みんなのいない世界で、俺1人王様になったって仕方ない。」

「覇道より、王道を取るか。」

「オーマジオウの力って破壊するだけ?」

「創造の前に破壊が必要だからな。」

「だよね。じゃあ創造させてもらう。歴史を、創り直す。」

「2度と、王にはなれんぞ。」

「なれるよ。なんか、いける気がする。」

ソウゴはいつもの決め台詞を言って話を続けます。

「時計の針はさ、未来にしか進まない。グルっと一周して、元に戻ったように見えても、未来に進んでいるんだ。」

笑顔で未来への希望を語るソウゴに、未来のソウゴは笑い出します。

「面白かったぞ。お前に会えて。若き日の私よ。」

そう言って未来のソウゴは消えていきました。

これで最低最悪の魔王への時間は完全に消滅したってことですかね。

その後、現実世界ではオーマジオウの力を使って、時空の破壊が始まります。

時空が破壊されていく様を見ていた士と海東。

「新しい旅が始められそうだ。」

士は時空の破壊される瞬間をカメラに収めました。

時空が破壊されたことによって、ジオウへと集約されたクウガからビルドまでの世界とツクヨミの世界が分離。

それぞれの世界が、また新たな時間を刻んでいくことになりました。

時空が新たに創造されたジオウの世界。

クジゴジ堂では高校生最後の夏休みを終えたソウゴが、クジゴジ堂でおじさんの作った朝食を食べていました。

2学期初日の登校で、柔道部から進路相談で王様になりたいと言ったことをからかわれるソウゴ。

第1話とおりなら、ここでソウゴが階段で巴投げを喰らうというデンジャラスなことになるのですが、、、

「目、覚まさしてやる。」

なんと巴投げをした柔道部員はゲイツ!!!

「もう、明光院君は乱暴なんだから。」

そこにやって来た光ヶ森高校の制服姿のツクヨミ。

「毎日これじゃ身がもたないよ、、、」

「お前のためを思ってのことだ。感謝しろ。」

ソウゴとゲイツはこれを毎日やってるのかw
まあ命を狙われるよりはマシですねw

「いい加減にしなさい!」

そう言ってツクヨミはゲイツを巴投げ!!!

スカートなのに!!!
位置的にソウゴは絶対見てましたね(`・ω・´)

「あいつらまたじゃれ合ってる。」

そんな3人の様子を見ていた、これまた光ヶ森高校の制服姿のウールとオーラ!!!

「憧れるなー。王様先輩。」

ウールはソウゴを見てポツリ。

「王様先輩?何それ?」

さっきの発言といい、オーラにはソウゴはハマっていない様子。

「だっていつも王様になるなるって言ってるんだよ。バカみたいだけど、あの人なら本当になれる気がする。」

この世界ではウールとたぶんオーラは1学年下のようですね。

そんなやりとりを見ていたオーラが時計をチラリ。

「まあいいけど、めちゃくちゃ悪い報せがあるわ。」

「え!?なに!?」

「私達、遅刻しちゃうわよ。」

前の時空では見れなかった笑顔を浮かべるオーラは、ソウゴ達にも遅刻しないように急かしに行きます。

「普通の高校生、常盤ソウゴ。彼には大魔王にして、時の王者、オーマジオウとなる未来が待っている。か、どうかはまだ分からない。」

5人でやかましくも仲良く登校するソウゴ達を見ながら、前の時空と同じウォズが言いました。

「ここから先は、この本とは違う歴史が記される必要があるようです。」

ウォズは我が魔王の新たな覇道を楽しみに微笑みながら、逢魔降臨歴を閉じました。

この話数の仮面ライダージオウが観たくなった人はコチラ

仮面ライダージオウ総括

最終的にはオーマジオウとなり、仲間との未来を創造する道を選んだソウゴ。

そんな最終回を迎えた仮面ライダージオウを総括しようと思います。

ざっくりと良かった所と悪かった所をまとめてました。

私が思う仮面ライダージオウの良かった所は以下のとおり

  • お祭りライダーとしては終わらせないシナリオ構成
  • 時間物としての世界観
  • 平成仮面ライダーの歴史へのリスペクト

逆に仮面ライダージオウの悪かった所は以下のとおり

  • 圧倒的な尺不足
  • 仮面ライダークウガの扱い

ここからは、それぞれの良かった所、悪かった所について私の思いを書いていきます。

お祭りライダーとしては終わらせないシナリオ構成

平成仮面ライダー20作品記念ライダーとして制作された仮面ライダージオウ。

マスクに「仮面ライダー」と書かれたり、歴代の仮面ライダーの力を使って戦ったりとTHEお祭りライダーって感じだったのですが、そんな事を思わせないようなシナリオ構成はかなり面白かったです。

正直なところ、14話(ゴースト編)まではレジェンドキャストを出したいだけのシナリオ構成って印象で、これはジオウが面白いんじゃなくて、レジェンドを見て懐かしい!ってノスタルジックな感情になってるだけだと思ってました。

ですが、15話から仮面ライダージオウという物語の本筋に触れ出した途端、その考えが180°変わったのを覚えています。

そこからは仮面ライダージオウという作品を楽しめるようになったし、レジェンドの登場も純粋に楽しめるようになりました。

特に良かったのが、ソウゴとゲイツの友情にフィーチャーした16話、28話、最終回(49話)。

これは涙無しでは語れない素晴らしい話でした。

最終回でもソウゴが覇道ではなく王道を選んだように、仲間あっての王様。

仲間との絆をこれでもかって詰め込んだ1年間のシナリオ構成にはグッときました。

時間物としての世界観

仮面ライダージオウを語るうえで欠かせないテーマが「時間」。

ジオウはタイムマジーンを使って、過去現在未来と舞台が変わっていくのが特徴的でした。

これまでにも、電王やキバのような時間や時代が重要な要素だった作品もありますが、ジオウはさらに複雑になっていたように思います。

ですがジオウは、ただ単純に過去に介入して未来を変えるみたいな簡単なシナリオではなかったのが好印象でした。

最低最悪の未来からやって来たゲイツ達、最低最悪の未来が回避された未来からやって来た白ウォズ。

はたまたシノビ、クイズ、キカイなど私達が知らない未来のライダーまで登場したり、宇宙からギンガがやって来たりと様々な要素が複雑に絡み合ってました。

最終的には「時間」に「時空、世界」の要素も加わって、頭を空っぽにして見てたら置いて行かれそうな設定も考察のし甲斐があって面白かったです。

平成仮面ライダーの歴史へのリスペクト

クウガから脈々と引き継がれてきた平成仮面ライダーの歴史。

仮面ライダージオウは、その歴史に対するリスペクトが強く感じられる作品だと感じました。

ジオウやゲイツがアーマータイムした後の言動すべてに、レジェンド達のエッセンスが落とし込まれているのが良かったです。

そのレジェンド要素も、ただマネをしていては意味がありません。

その要素をジオウ、ゲイツに落とし込んだときの化学反応をうまく表現しているなと、毎回楽しませてもらいました。

特にWアーマーのセリフ。

冬映画での初登場では「さあ、お前の罪を教えて。」と可愛らしく言ってましたが、エターナルとの戦闘では「さあ、お前の罪を教えろ。」とかなりカッコよくなってました。

ジオウとWの化学反応に加えて、ソウゴの成長も合わさった良い演出でした。

さらに同じ記念作品ライダーのディケイドの扱いも神がかってました。

他のレジェンドと同じようにちょろっと出て終わりと思いきや、最後の方は準レギュラーのような扱い。

「もう友情出演じゃないでしょw」ってクレジット見ながら思ってましたw。

しかもディケイドとディエンドは強化されての登場とか、マジで愛を感じずにはいられません。

門矢士役の井上正大さんがディケイド終了の時に言った「NEXTディケイドで会いましょう」が実現し、東映側のディスペクトが現れているなと思います。

また、クジゴジ堂のセットも歴代の小道具が散りばめられていたりと、細かい所にも遊び心があるのも嬉しかったです。

正直なところ私自身も気が付けてない部分が多くあると思うのですが、過去作を見返してからまたジオウを見ると、最初とは違った印象を受けるかもしれませんね。

圧倒的な尺不足

多くの仮面ライダー作品を担当している白倉Pも言っていましたが、尺が足りなさすぎる。

1年間という放送期間があるとは言え、30分の番組でドラマを描きながら、変身して戦うってやってたら、伏線も回収しきれません。

制作側もやりたい事がもっとあったはずです。

実際のところ最終回まで見て、なんでこうなったんだろうと思う事はいくつかあります。

そこを回収できなかったのは仮面ライダーファンとして少し残念でしたね。

と悪い所としてあげましたが、20作品という多くの歴史のエッセンスを、ここまで良くまとめてくれたと思うのが正直なところ。

やはり尺不足に関して1番残念がっているのは、私達視聴者ではなく制作陣の方かもしれないなと改めて思いました。

仮面ライダークウガの扱い

これは残念に思っているファンの方が多いと思います。

仮面ライダークウガと言えば、平成仮面ライダーの1人目であり、「仮面ライダー作品」の人気を復活させたきっかけでもあります。

そんな作品を夏映画のような感じで扱われて終わりってのは、考えたくありませんでしたね。

最終回に五代雄介役のオダギリジョーさんが、ちょろっと出るだけでよかったんですけど、友情出演とはいきませんでした。

フォーゼやキバのように、出演していた仮面ライダー役の方が登場していない作品もあるにはありましたが、クウガに関してはミイラと遺跡のみ。

せめて一条さんが登場するなどして欲しかったですけど、、こればっかりはスケジュールの関係もあるので仕方のない事ですね。

まだゼロワンの冬映画やジオウのVシネと続いていくので、そこに望みをつないでいきたいと思います。

次回作「仮面ライダーゼロワン」の注目ポイント

ジオウとゼロワンのバトンタッチイベントにて、すでに見ている方もいるとは思いますが、SNS等での反響は中々の模様。

私自身、まだ見れていないので早く見たいってのが正直なところ。

そんな私のように仮面ライダーゼロワンの放送が待ちきれないって方にめちゃくちゃ良い報せです!

無料で利用できるインターネットTVの「AbemaTV」にて仮面ライダーゼロワン放送日直前の8月31日(土)に「仮面ライダーゼロワンスタート前日特番〜高橋文哉ら新キャストがアベマに生降臨!」と題して特番が生配信されます。

放送時間は18:00~19:00の1時間番組。

また放送終了後は7日間限定でアーカイブ視聴できるので、ぜひともチェックしておきましょう。

下のリンクから登録等も一切せずに視聴できます。

https://abema.tv/channels/abema-special/slots/EkZXcT3SVszB4b

さらに仮面ライダーゼロワンの放送を記念して、仮面ライダー芸人としてもおなじみのオジンオズボーン篠宮暁さんがMCを務めるネット番組「ウラ仮面ライダー」が配信されることになりました。

初回放送は東映とテレ朝のプロデューサー陣をゲストに招くという超レアな内容となっています。

この「ウラ仮面ライダー」は前編の「Sウラ仮面ライダー」と後編の「Lウラ仮面ライダー」2部構成。

前編の「Sウラ仮面ライダー」はテレビ朝日公式サイトにて視聴できるのですが、後編の「Lウラ仮面ライダー」は東映特撮ファンクラブ(TTFC)もしくはauビデオパスの会員限定での配信となっていました。

配信は隔週日曜日の午前9:30から。

どちらも有料会員登録が必要になるので、もし東映特撮ファンクラブ(TTFC)やauビデオパスへの登録を悩んでいる方は、私のレビュー記事もあるのでご覧になってください。

個人的には無料お試し登録期間のあるauビデオパスがおススメです。

auビデオパスのレビュー記事はコチラ↓

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放送前から大盛り上がりの仮面ライダーゼロワンから目が離せない状態ですね。

ぜひゼロワンには前作のジオウや平成仮面ライダーを越えるような作品になって欲しいと、期待して放送日を待とうと思います。