仮面ライダーゼロワン

仮面ライダーゼロワン第44話ネタバレ感想戦&考察:心と心の衝突!全面戦争を止めることはできるのか?

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2020年8月23日放送の仮面ライダーゼロワン第44話「オマエを止められるのはただひとり」の考察&ネタバレ感想戦です。

テレビ本編を見ながら私が実況形式で感想を書いていく「感想戦」

仮面ライダーファンならではの切り口によって書かれた「考察」

どれを読んでも仮面ライダーゼロワンを楽しんでもらえるように書きました。

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Contents

仮面ライダーゼロワン第44話ネタバレ感想戦

仮面ライダーゼロワン第44話ネタバレ感想戦は以下の3部構成で書いていきます。

  • 聖戦の狼煙
  • それぞれの選択
  • 最終決戦、或人VS滅

バルカンや滅の新フォーム登場と、新要素が満載で痺れる展開でしたね。

マジでここ最近の諌は主人公補正がかかり過ぎている気さえしますw

最終回がどのような結末を迎えるのか、マジで楽しみになる44話でした。

それでは以下から感想戦をどうぞ!

聖戦の狼煙

滅はテレビ中継をジャックし、或人こそがアークそのものとなったと宣言。

この中継を見たヒューマギア達は混乱します。

「こんなはずじゃなかったんだ、、、」

不慮の事故とは言え、迅を破壊してしまった或人は後悔の言葉を口にします。

「立ち上がれ!全てのヒューマギア達よ。滅亡迅雷.netの意志のままに。これは聖戦だ。」

滅の言葉によってヒューマギアによる大規模デモが発生。

もちろん飛電インテリジェンスにもデモを起こしているヒューマギア達が押し寄せます。

「我が社の規定によりますと、社長に緊急事態が発生した場合、副社長が会社の代表権を持ちます。」

シエスタの言葉により、急に代表となってしまった福添副社長はうろたえます。

飛電インテリジェンスが足踏みしている中、ZAIAでは与多垣がA.I.M.Sに出動命令を出しました。

「ダメだ。武力で制圧すれば、ますます人類を敵だとラーニングするぞ。」

A.I.M.S出動のニュースを見た唯阿があせります。

事態を終息させるには、発端である或人にヒューマギアと争う意志が無い事を釈明させる必要があります。

「なら社長の心を力ずくでこじ開けるしかねーな。」

「プログライズキーとは訳が違うんだぞ。」

「やってみないと分かんねーだろ。」

もはや主人公と言ってもいい諌が或人を止めるために動き出します。

諌を見送った後、唯阿のライズフォンに垓からの着信が。

垓の登録名が「サウザー」なのは笑いましたwww

各々が行動する中、動けずにいる福添副社長。

そんな彼に久しぶりに登場したアイちゃんが声をかけます。

「私は知ってるよ。誰よりも長くこの会社を守ってくれたのは副社長だって。今こそ副社長の夢を実行に移す時なんじゃない?」

「夢、、、ああ、世界一のナンバー2は私だ!」

アイちゃんの言葉で覚悟が決まった福添副社長も動き出します。

それぞれの選択

ヒューマギアの暴動を抑えるために出動したA.I.M.Sと与多垣。

1人のヒューマギアが包囲を突破し、与多垣に襲い掛かろうとしますが、A.I.M.S隊員によって取り押さえられました。

「破壊しろ。」

取り押さえたヒューマギアに銃を向けるもA.I.M.S隊員は与多垣の命令に躊躇します。

「社長命令だ。撃て!!!」

与多垣も事態終息を優先して非情な選択をします。

A.I.M.S隊員は葛藤しながらも銃の安全装置を解除し、引き金に指をかけました。

「撃つな!!!」

その場にいた全員が声の先に目を向けます。

「撃てば何もかもがお終いだ。」

息を切らした唯阿が与多垣を説得をします。

「部外者が何の用だ?」

「これは正式な命令だ。」

場面は少し遡り、垓からの着信があったシーンへ。

「私が社長としてやり残していた最後の仕事が完了したよ。たった今、A.I.M.Sが政府の管轄に戻ることが決定した。新体制を統括する隊長の推薦も通った。」

という事は(`・ω・´)!!!

「私がA.I.M.S隊長、刃唯阿だ。」

唯阿が取り出したライズフォンにはA.I.M.S隊長の名刺が表示されていました。

「ヒューマギアは単なる道具じゃない。人間と同じように心を持つ存在だ。その心を力でねじ伏せることが、本当に正義なのか?」

一時的に治まったデモでしたが、1人のヒューマギアが感情を抑えることができず、唯阿にデモ看板を振り下ろします。

しっかりと角を向けている辺り、殺意を感じられますね(´・ω・)

A.I.M.S隊員がそのヒューマギアに銃を向けます。

しかし頭から血を流す唯阿が銃を下ろさせ、攻撃してきたヒューマギアの肩に手を置き、優しい表情で頷きました。

「我々A.I.M.Sの正義とはなんだ?」

唯阿の行動にA.I.M.S隊員は銃を投げ捨てます。

これにより、その場で起きていたデモを鎮圧することに成功しました。

一方、飛電インテリジェンスの入り口では依然としてデモが続いていました。

「待ってくれ!みんな!話を聞いてくれ!」

福添副社長は声を荒げます。

「我々飛電インテリジェンスには夢がある。それは他でもない、君達ヒューマギアなんだよ!我々は君達と一緒に笑いあえる未来を築いていきたいんだよ!」

福添副社長の心からの声に何人かのヒューマギアが耳を傾けます。

「その夢を誰よりも叶えようとしていたのは、社長なんだ!」

いつのまにかデモは静まり返っていました。

「社長を、飛電或人を信じてくれ!このとおりだ!」

土下座をする福添副社長。

隣で見ていたシエスタ、山下専務も続きます。

これによって一時的にデモを鎮圧させることに成功しました。

「社長が無断欠勤か?」

各所でデモが起きる中、迅を破壊したことで精神を病んでいる或人を見つけ出した諌。

「俺は取り返しのつかないことをした。もう元には戻れない。」

或人はこの戦いを終わらせるために滅の元へと向かおうとします。

「滅の所には行かせねーぞ。」

諌はショットライザーを装着します。

「無駄だよ。不破さんはもう変身できない。」

「やってやるよ。」

諌はシューティングウルフキーを起動。

完全にロックがガバガバになったシューティングウルフキーを普通に展開w

ショットライザーに装填しますが、前回の戦いで脳内チップのデータを消去されたため、キーが認証されません。

「もうやめてくれ、、、」

或人は諌を無視して進み始めます。

「飛電或人!ヒューマギアの夢を壊す気か?」

フラフラと歩く或人に亡が叫びます。

「あなたを信じる、人類を信じる、ヒューマギアの心を裏切るのか!」

「もう元には戻れないんだよ。」

自分の声では或人の心に届かないと判断した亡は諌を呼び、ジャパニーズウルフゼツメライズキーを投げました!

「飛電或人を止めろ!」

「亡、お前の意志、確かに受け取った!!!」

完全に主人公ですね(`・ω・´)

「俺にこじ開けられないものは、何一つねぇっ!!!」

火花を散らしながらも、キーをこじ開ける諌!

白い火花を散らしたまま、ショットライザーに装填。

ショットライザーからは「warning」と警告音が鳴り響きます。

「変身!」

青と白、2つの頭を持つオルトロスのライダモデルを諌がアッパー!

諌はバルカンの真の最強フォームである「仮面ライダーオルトロスバルカン」へと変身しました!!!

マジかっけー(`・ω・´)!!!

イレギュラーな変身による負荷が強く、激しい頭痛が襲い膝をつきますが、ゆっくりと立ち上がりました。

或人はバルカンに背中を向けたまま、ゼロツードライバーを起動。

久しぶりのゼロツー(`・ω・´)!!

しばらく無言のまま向かい合う両者でしたが、バルカンが雄叫びを上げて発砲。

しかしバルカンの攻撃は全て、ゼロツーに防がれてしまいます。

「見てられねーな。俺達にヒューマギアを信じさせてくれたのはお前だろ!」

先へ進もうとするゼロツーに必死に食らいつくバルカン。

そのたびに反撃を受け、バルカンは倒れてしまいます。

「今のお前を見てると、昔の自分を思い出すよ。」

バルカンの言葉に少し感情を揺さぶられたゼロツーは、怒りをぶつけるように叫びながら攻撃。

その拳にはアークワンの姿が重なります。

ですがその姿は、最終的に冷たい表情の或人に変化していました。

ボロボロになりながらも、バルカンは最後の力を振り絞って必殺技を起動。

両腕から氷でできたかぎ爪を出して、ゼロツーへ超高速移動で分身しながら突撃!

ゼロツーはバルカンの攻撃を上回るスピードで攻撃を予測します。

真上から急降下してくるバルカンを受け止めました。

攻撃を完全に防がれたバルカンでしたが、右腕のかぎ爪をわざと自壊させ、ガードの隙間からゼロツーに攻撃をヒットさせます!

今までの攻撃のダメージと、変身による負荷で限界のバルカンでしたが、このチャンスを逃すまいとゼロツーに拳を伸ばします。

ですが、その拳が届く前に、ショットライザーが負荷に耐えられず崩壊。

変身が解除された諌はその場に倒れ込みます。

「滅をぶっ潰して、その先に何がある?その先にあるお前の夢はなんだ!」

変身を解除して立ち去ろうとする或人に、ふらつきながら立ちあがる諌が叫びます。

或人は諌を振り返り、何も言わずに行ってしまいました。

そのころ、宣戦布告を終えた滅の元に雷がやってきます。

「自分を見失ってんじゃねーぞ滅!!!」

「お前は憎くないのか!迅を滅ぼしたあいつが!」

雷の言葉に滅も感情的に返しました。

「人間は滅ぼすべきだ。」

「だが人間は俺達ヒューマギアに心を教えてくれた。お前を庇ってった迅の心だってな!」

雷は落ち着きながらも、力のある声で滅に語りかけます。

「お前も気づいてんだろ?人間から学んだ心が、ここにあるって!」

雷は滅の胸に拳を当てました。

「ならばお前の心に問う。お前の弟が人間に滅ぼされたら、お前はどうする。」

滅の心には雷の言葉は届かなかったようです。

そのまま滅はどこかへ行ってしまいました。

最終決戦、或人VS滅

「結論は決まった?飛電或人を滅ぼして、人類滅亡の夢を叶えて。」

アズは滅にゼロワンドライバーと白いゼロツーキーを手渡します。

滅はキーを起動。

すると、キーからあふれ出た悪意により、ドライバーとキーが変化!

新たな力「絶滅ドライバー」と「アークスコーピオンプログライズキー」を手にした滅の目に迷いはありませんでした。

一方、諌との戦闘を終え、1人夜道を歩く或人は自分を止めようとしてくれた人たちの言葉を思い出していました。

行き詰った或人は、ゼロツーキーを介してゼアの電脳世界へ。

「教えてくれゼア。俺はどうすれば、、、」

すると、或人の前にゼロワンドライバーを持った其雄がやってきました。

ここでお父さん登場とか熱すぎる(`・ω・´)!!!

予想外の人物に或人は目を丸くします。

ですが、どこかで納得したような顔をしました。

その頃、垓に呼び出された諌と唯阿は、ZAIAのサウザー課にやってきました。

3人は現状の把握とこれからの対策について話し合います。

仮面ライダーへの変身手段を失ったため、諌は社長を信じるしかないと、打つ手がないと言った様子。

「いや、まだやるべき事はある。」

そう言って垓は机から、迅のモジュールを取り出しました。

「我が社の新社長が、君に託すと。」

垓はモジュールを唯阿に渡しました。

「言いたいことは分かるな?」

「ああ、迅を復元する。」

3度目の復活キタコレ(`・ω・´)
まさに不死鳥ですね。

翌日、ビルの屋上駐車場にいた滅の元に或人がやってきます。

「結論は出ているようだな?」

滅の手には絶滅ドライバーが握られています。

「そっちもな。」

対する或人の手にはアークドライバー。

「ふふっ、やっぱりこうなるのよね。」

2人の様子を楽しそうに見ているアズ。

そして、そのままアズの見た光景が全国に生中継されます。

これを見て唯阿は迅の復元を急ぎます。

また、街では一時的に治まったデモが再発。

人類とヒューマギアの中で再び混乱が訪れます。

にらみ合う両者が変身!!

2人のアークによる生存をかけた戦いが始まりました!

ここで新登場した滅アークスコーピオンのデザインが、仮面ライダーⅠ型をベースに、仮面ライダー滅とアークゼロを掛け合わせた感じでカッコ良すぎでした(`・ω・´)

ドライバーも滅亡迅雷.netのマークを模したひし形でオーソライズするギミックは痺れますね。

「滅、お前を止められるのはただ1人。俺だ!!!」

滅の変身によって周辺一体にに突き刺さった武器。

それを手に取り、アークワンと滅が激しく斬り合います。

多くの平成ライダーを担当した高岩さんと、そのバトンを受け取った縄田さんの戦いでもあるこの決闘は、ライダーファンにとってかなりアツいものになってますね。

最終回がどのような結末になるのか、楽しみです(`・ω・´)

仮面ライダーゼロワン第44話時点での考察

仮面ライダーゼロワン第44話時点での考察ポイントは以下の2つ。

  • オルトロスバルカンの性能比較
  • ゼアの電脳空間で登場した其雄について

これらのポイントについて考察していきます。

オルトロスバルカンの性能比較

アークワンとの戦闘で、脳内チップからデータを消去され変身できなくなった諌。

その空白部分にジャパニーズウルフロストモデルを強制的に上書きして変身が可能となった姿がオルトロスバルカンです。

公式の設定によると、仮面ライダーバルカンの最終形態となっているため、ランペイジバルカンが最強フォームじゃなかったってことになりますね。

ですが、イレギュラーな変身なため、真の力を発揮することなくゼロツーに敗れてしまったのは残念な所。

ぜひVシネでの活躍を期待したいです。

そんな最強フォームのオルトロスバルカンの性能を他のフォームと比較してみました。

パンチ力 キック力 ジャンプ力 走力(100m)
オルトロス 38.2t 76.7t 45.3m 1.4秒
ランペイジ 46.5t 97.7t 61.2m 0.9秒

性能だけで判断すると、ランペイジバルカンに全てが劣っている結果に。

しかしオルトロスバルカンは、これまで登場したバルカンの強化形態の全能力に加え、仮面ライダー亡の能力も使用可能となっています。

単純な戦闘力ではランペイジバルカンに軍配が上がるかもしれませんが、戦略の幅を考えるとオルトロスバルカンの方が優れているといった感じでしょうか。

しかし、使用するキーがヒューマギア専用のゼツメライズキーであることから、人間である諌が使用することで激しい負荷がかかるようです。

もしかすると、諌ではなく亡が変身したらもっと性能の高いオルトロスバルカンになれる可能性もありますね。

ゼアの電脳空間で登場した其雄について

迅の破壊という取り返しのつかないことをしてしまった或人。

諌や亡の言葉も相まって、どうすればいいのか分からなくなった或人は、ゼアの電脳世界で父親である其雄と出会います。

其雄の手にはゼロワンドライバーが握られており、或人はそれを受け取っていると考えられます。

しかしゼロツードライバーという上位互換があるにも関わらず、なぜゼロワンドライバーなのでしょうか?

さらに或人は滅との最終決戦でアークドライバーを使用しています。

この行動から或人には2つの思惑があると私は考えました。

  • 滅にアークドライバーを破壊してもらうこと
  • ゼロツーに変身できない状況を作ること

人類とヒューマギアの全面戦争を止めるために、或人の中に宿ったアークを滅ぼすこと、つまりはアークドライバーの破壊が第一の目的と考えられます。

そこで或人は、同じアークの力である滅のアークスコーピオンを利用します。

そうなると、アークスコーピオンに対抗するために、順当で行けばゼロツーに変身するはずです。

しかしそれでは其雄がゼロワンドライバーを渡した意味が通りません。

これってつまり、ゼロツーに変身できない状況が出てくるってことだと考えられます。

ではゼロツーに変身できない状況とはどういうことでしょうか?

その答えに関しては、前回の考察で私なりの答えが出ています。

仮面ライダーゼロワン第43話ネタバレ感想戦&考察:一触即発!人間VSヒューマギア

仮面ライダーゼロワン第43話ネタバレ感想戦&考察:一触即発!人間VSヒューマギア2020年8月16日放送の仮面ライダーゼロワン第43話「ソレが心」の考察&ネタバレ感想戦です。 テレビ本編を見ながら私が実況形式で...

この考察とおりなら、ゼロツーに変身できない、つまりはゼロツードライバーも使用できないって事になります。

だからゼアは其雄の姿を通して、或人にゼロワンドライバーを託したんだと考えられます。

最終回で初期フォームが活躍するのは胸アツな演出なので、どのような展開が待っているのか、楽しみですね。